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あけぼの(ローマ字:JS Akebono, DE-201,''YAC29'')は第二次世界大戦後、保安庁が警備隊向けに最初に計画した国産警備艦建造計画に基づき建造されたDEであり、海上自衛隊発足後も引き続き使用された。同型艦はない。 == 概要 == 第二次世界大戦後創設された海上自衛隊の前身である警備隊は当初、艦艇の殆どがアメリカ合衆国から供与されたPFやLSSLであり、何れも最早旧式化しており、早急に新型艦を調達する必要性に迫られた。そこで、国産艦艇の建造が計画され甲型警備艦(DD)が2隻、乙型警備艦(DE)が3隻建造されることとなった。こうして建造された甲型警備艦がはるかぜ型護衛艦であり、乙型警備艦は、「あけぼの」といかづち型護衛艦が建造された。 乙型警備艦は有事の際の量産性やタービン機関とディーゼル機関の比較のため、タービン主機を搭載した「あけぼの」を1隻、ディーゼル主機を搭載したいかづち型を2隻建造する事となった。タービン主機を搭載した「あけぼの」の艦型は、はるかぜ型を縮小した設計となっていた。建造の際は、有事の際の建造期間短縮のためにブロック建造法が用いられた。上部構造の大半は復原性向上のためアルミ合金が多用され、甲板の高さも極力押さえられた。 兵装は第二次世界大戦時のものが殆どで、主砲も当初は貸与されたくす型警備艦等が搭載していたMk.22 50口径3インチ単装緩射砲のライセンス生産版である54式50口径3インチ単装砲と、Mk.1 40mm連装機関砲で、対潜兵装はヘッジホッグと爆雷などであった。 「あけぼの」はいかづち型より速力は勝っていたが、乗員がより多く艦内容積が窮屈で、以後のDEで蒸気タービン主機が採用されることは無かった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あけぼの (護衛艦・初代)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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